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かがわ・山なみ芸術祭2019MANNO開会

まんのう町エリア開会して1週間が経ちました。大勢の入場者で国営讃岐まんのう公園、ことなみ未来館、中通集落、エピアみかど会場ともににぎわっています。

中通地域の会場ではこの地の歴史を感じてもらえる設定になっており、各会場は旧金毘羅街道沿いにあります。この地は鎌倉時代に新名弾正が中通山城を築き治めた城跡が残っており大天主、小天主とよばれています。二つ並んである小山の高い方が大天主(だいてんし)てまえの低い方が小天主(しょうてんし)に砦あとがあります。また街道沿いには新名家の墓があり、つい最近まで子孫の方がお世話をしていました。新名家は戦国時代に長曾我部との戦いで敗れその子孫がこの地と綾川町枌所に逃れたと言われています。枌所には現在も新名という地名が残っています。また、作家の高島芳幸さんの作品がある建物は約50年前まで営林署宿舎として使われていたものです。ロッジ風の建物のすぐそばには、南にそびえる香川県第2の高峰「大川山」参道口の鳥居がありそこから先は神域であることをしめしています。山頂の大川神社では平安初期から続く「雨乞い念仏踊り」が現在も伝承されています。子ども踊りの念仏は全国でもめずらしいものです。














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