山なみ芸術祭の意義を、マスコミの取材を受けると必ず聞かれます。そしてなぜ芸術祭を行おうと思ったか?どちらもこの地、香川県の中山間地域で開かれることに意義があり動機もそこにあります。過疎、高齢、不便と時代に取り残されたかのように語られる故郷の現状を肌で感じこの地で芸術祭が開かれることによりイメージアップにつながり、現状打破のエネルギーが生まれる可能性を信じたからです。そして、そのことが少しでも地元への恩返しになればというのが動機です。
アートが普遍的価値を持つのであれば、時と場所を選ばず表現できるはず。今回も全国の心あるアーティストの皆さんがやってきてこの地でなければ見ることのできないサイトスペシフィックな表現にチャレンジしてくれました。昨夜の本村常会(自治会)でも皆さんが明るい話題としてとりあげてくれ、「残り少なくなったけど頑張ってね、応援しよるよ」と言ってくれます。頑張ります。
Commentaires